さて、残り少ないNYの日々

となってまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。18日にテキサスへ飛んでしまうので、あわてて友人訪問をしたり買い物したりで、昼間も久々に活動いたしました。

そして夜のクラブ活動です。1 Ave/bet1st&2nd に「16」というクラブがありまして、急遽パーティーに参加いたしました。何組かが演奏というか、ドヨヨン・ノイズ系の音を出しておりまして、全体にドヨヨンでした。それもそのはず当夜のテーマは「実験ナイト」 だったんですな。我々は飛び込みだったので最後、12時過ぎだったかも。狭いところなので演奏したのはEmiちゃんw/アコーディオンと私Steve w/電気ドラムのみだったんですが、
リーダー横山氏が買いたてのピカピカ・エフェクターをミキサーに繋いでビヨビヨしてました。全体にドヨヨンだったところへいきなりいつものあの感じのEmiちゃんでございましたので、かなりウケたようで「実験ナイト」なのに「イエエエ!アンコール」までかかっておりました。いろんな人がコンタクトしてきたし。良かった良かった。

一年に一回程度のNY訪問なんで誰と会っても久しぶりなんですが、今夜は涙が出るくらい嬉しい人と再会いたしました。写真ではEmiちゃんの向かって右隣にいるDougie Bowneです。通称ダギーちゃんです。ちゃん付けしてますが、じつは私よりもキャリアの長いセッション・ドラマーで、日本ではラウンジリザースの元メンバーとして知られた名手であります。あるいはかつて三上博史氏(おおおい!どおしてるう?元気かやああ?)のCD&ツアーで来日した事もあります。そのツアーにリーダー横山が加わり、キーボードで参加していたのが現「チボマット」のYuka Honda。かつてHoppy神山のソロCDをNYで録音したときに私は知り合いまして、いろんな意味で現在のNY仲間の要だったのです。
が、ここ数年は体を壊してずっと入院生活を余儀なくされておりました。一時はもう歩く事もしゃべる事も不可能なんじゃないか、という噂まで伝わってきて遠い日本で気が気でなかったのです。今も完全ではなくてドラムを叩けるには至っていないのですが、持ち前の器用さでギターなどを弾いたりして音楽にも復帰しつつあるようで、その様子は先週の「the village VOICE」にも「He's back in action」として記事になっていました。

なぜ延々と彼を紹介するかというと、そんな彼が入院中及び現在戦っている障害を経験として、障害者の社会参加に関する活動をnetを中心に始めつつあり、日々忙しくしているようなのです。我々も「イエエエエ!」なんてばかり言ってられないので、陰ながら応援していきたいと思います。web site等オープンしましたら紹介していこうと思っておりますので、その節にはひとつひとつ。