もうL.A.

にいるわけです。マンハッタン滞在は12時間以下。なんだかダウンタウンのバラエティーTVなんかのバツ・ゲームをやらされてるみたいであわただしい事このうえない。家を出たのが10日の昼12時ちょい前。13時間飛んでNYに着いたのが10日の午後4時過ぎ。翌朝7時前にマンハッタンを出てJFKから6時間飛んでLAに着いたのが11日昼前11時。さて、いったい私の体内時計は何時?

これがこれからの40日間運命をともにするバスです。一番手前にいるのはベースの岡野ハジメさんです。このバスは、いわゆる「なんとか観光」みたいなとこのじゃなくて、Wolfっていうクロコダイル・ダンディーみたいな奴が個人でやっているものみたいです。1970年代の車両で、中にはどうみても手作り風のテーブルや簡易ベッドなんかが据え付けてあります。もしも車がトラブッたりしたら自分で整備するらしいのですよ。砂漠の真ん中でエンコしてもJAFなんか来てくれないですもんね。日本国内のメジャー・ツアーでは「明日はバス移動で5時間ほどかかりまあす。」なんてスタッフから言われると「あぁ、明日はきついねえ」なんてぼやいてたりしてますが、USツアーは出発以前からすでにヤラレちゃってる感じです。初期設定からして違います。バスには「Dada」とかいう名前が付いてました。Wolf自身なんだかかっこいいんで、今度登場してもらいましょう。写真後方で黒いテンガロンかぶって背中向けてるのが彼です。

車内でくつろぐPUGSのみなさんと現地スタッフのみなさんです。左列手前からギターの吉田光さん、NY事務所のTerriさん、新加入のベース(PUGSをご存じない方に補足しますと、ベーシストはふたりいます。これは非常識な事です)ジョー矢吹さん。右列は手前から現地レコード会社のMike、ヴォーカルのHoney☆Kさん、ドラムの高橋ロジャーさんです。バス後部のベッドに転がってます。頭上にあるのもベッドです。
音楽業界というのはまずアーティストがいて、その所属事務所、所属レコード会社という構成が基本にあって運営されています。アーティストがでかくなればなるほどどんどん複雑化していきますが、基本はこれです。で、今回のPUGSツアーはアメリカの事務所とレコード会社のもとで進められています。水面下の大人の世界は置いておいて、表面上は現地バンドって感じです。で、NYにある事務所「Chibari」の女性スタッフがTerriさん。この会社は「ピチカート5」をアメリカでプロモートしたりしてます。めちゃめちゃ明るくていい人です。パワーありすぎます。日本語混じりの英語連射してます。

で、右列のMikeがチーフ・プロヂューサーを勤めるLAのレーベル「CASUAL TONALITIES」にご挨拶に行きました。右の写真がそのオフィスです。(ちなみに背中は光さん)いわゆるハリウッドにあります。近くにはあのチャイニーズ・シアターなんかもあります。なんだか絵がいっぱい描いてあってかわいいでしょ?じつは親会社はへんてこりんな一家を描いた人気アニメ「シンプソンズ」を作っているところなんです。社長にも接見したんですが、社長に会ったというよりも彼自身が「シンプソンズ」を描いて立身出世した人(表現古過ぎ)なんで、「おぉ、この人がっ」て感じでしたな。「サインください」と言いたいとこでした。きっとそのうちもらっていることでしょう。

今日はツアーの背景をご説明いたしました。

リアル・オーディオで聞ける「TODAY'S MESSAGE」はなかなかチャンスが無くて今のところ一件しか登録して無いんですが、、、がんばろ。うまく聞けない場合どうしたらいいのか、、、、、、、私じゃわからんのよおぉ。お店の人に聞いて、お店の人に。ではまた、ごきげんよう。