日本縦断!?

さて、こまった。デジカメが壊れてしまった。すべてをフォローするために言っておくと、まず私が おっことしたわけじゃあないんで、機械的なぶっこわれでは無い。。さらにこのCyber-shotは市販化以前のモニター・モデルなので、いわゆるバグが出る可能性は無いわけじゃあなかった。でもって、出た、、、。ま、写せないのはしょうがないんでとりあえずビデオに記録してます。なんとかしたい。

例の病院騒動ですが、結局18日朝9時にホテルの近くの病院に行きました。海外で病院に行くのは初めてだったんでかなり楽しみにしてましたな。
診断の結果、感染とかしているのではなく、たぶんリンパ液とかが膝にたまって赤く 膨れているようで、(いくらなんでも医者用語は - 医学用語よりはてんで初歩的なんだろうけど - 全部わかりゃあせんかったんで、たぶんそうだと思う)それを抜くことになりまして、膝にブスッ、チュウウウッしました。浅いところだったんで痛くなく、ああ、良かった。
日本の医者も最近はずいぶん変わってきましたが、こちらはさすがに懇切丁寧に情報をくれる。診断前の問診の表だけでもまともに辞書引いて確認しながらやってたら、えらい時間かかる。もちろん今回は単純なけがだろうと思ったんで(実際そうだったし)ま、こんなもんだろって記入したんだけど、状況によっちゃあきちんとしないとエライことになるかも。治療中も『なんのために、なにしてかにしますから、蟹カニです。』薬をもらう時も『この薬は、ナニナニに蟹カニですから、かならず海老エビの後に雲丹ウニです』と、すべて教えてくれる。もちろん何かあって訴訟でも起こされたらかなわん、ていうのがそもそもなんでしょうが、結果としてとても良い。「信じた私が馬鹿なのね」みたいな日本よりよっぽどいい。少々暴言。
で、もっとも特筆すべきは担当してくれたお医者さん。良い人だったんで「お」と「さん」が付いてます。こちらがツアー中のバンドだとわかると『いええええええい』になっちゃって、一緒に行ったHoppyと三人で写真は撮るは、フライヤー送ってくれ、CD欲しいで、大なごみ。ロックンロール・ドクターでした。ライブも来るってさ。
Hoppyさんはどうしたのかっつうと、前日私たちがユニバーサル・スタジオ行っているころ、岡野さんのお友達の運転する車でハイウェイをブッ飛ばしていました。後部座席のHoppyさんは『さむいよお』と訴えていたようなんですが、ロックンローラーの岡野さんは当然オープン・カー全開で『いええええ!!』。結果、社長さんちで夕食してる最中に発熱君になってしまったのです。残念です。数十年ぶりにお尻を出して看護婦さんに注射されたようです。よく効いたようで、すでにつまらない冗談を連発しており、再びインフルエンザ・ウィルスでも打ってやりたい気持ちです、はい。

今は19日の朝9時過ぎ。昨日の昼前L.A.を出発し、オレゴン州のポートランドへ向かう途中のウィードという山の中のモーテルです。電話壊れてます。夜中に着いたんでまったく気がつかなかったんですが、朝起きて外を見てびっくり。目の前にものすごくきれいな山がそびえていたのでした。富士山をぐっと険しくしたようなシルエットで、日本のオリジナルが女性的なのに比べてこれは男富士って感じ。でもほんと似てる。「mt. Shasta」だそうです。 写真見せてえええ!ですな。
さて、L.A.からポートランドというと1000マイル弱。つまり1600キロ近いんですが、これってもしかしてfrom 福岡 to 札幌なんじゃないかっていうもっぱらの噂。当初それを一日で走破する予定だったんですが、ドライバーのWolfが『Ore wa iikedo minnna ga taihen darou。tochu de 1-paku siyou ze。』と言って二日間の行程になったのでした。おかげさまでこの景色をゆっくり楽しんでいます。今日の会場まであと東京〜大阪分くらい。ではまた、ごきげんよう。