Seattle/Washington

シアトルです。ベンチャーズ、ジミ・ヘンドリックス、ニルヴァーナ&サウンドガーデンを生んだ街です。ロックです。じつはツアーが決まるまでシアトルがどこにあるのか、ちいとも知りませんでした。なんとなく真中へんの北のほうって印象だったのですが、(ニルヴァーナが寒い音だったんで北だろうと、、)バンクーバー、アラスカに迫る北国だったんですな。それなりに空気は冷たいんですが、ダウンなんかてんでいらない感じでみなさん春の装いであります。今ごろ反対側ののN.Y.はまだビシビシ寒いと思いますが。
昨晩のライヴは「SHOW BOX」というシアターでした。写真の看板のPUGSはGが抜けて「PUS」になってますな。轟音の中で「Today's Message」を送ってみたんですが、聞き取れたでしょうか?叫んでいるうちに何を言いたかったのか、すっかり忘れて訳のわからんことを言っていると思いますが。ライン・アップは

1. Agnes Gooch
2. Pugs
3. Karp

です。では、いつものようにHoppy 神山さんのコメントをいただきましょう。

Agnes Gooch 『今風兄ちゃんオルタナやって気持ちいい。』補足いたしますと、ま、ニルヴァーナでした。
Karp 『いまさらサウンド・ガーデン。音がでかくてあうちっち。』三人バンドなんですが、たしかに音でかくて大変でした。人柄は良いのでした。

HK=HONEY K
HP=HOPPY
H=HIKARU
HJ=OKANO
J=JOE
R=ROGER
S=STEVE

解説のために少々ステージが
でかく表現されています。

吉田光さんのコメント『昨日のライヴは、あれですよ、、、変わったステージでした。Steveがあんな近くで演奏してたのは初めてでした。火花がなくて良かったでした。』補足いたしますと、まるっこい変形ステージだったんで、我々もまるっこくセッティングしたのでした。 補足2をいたしますと、私は今回まだ鉄系の打楽器を手に入れられてません。鉄工用グラインダーもです。そのうちなんとかしないと、個人的にはつまりませぬ。各地の情報誌にはPugsについての解説が載っておりまして、しかも必ず「Steve Eto = metal percussionist」となっていますんで、このままじゃ看板に偽りあり、です。
昨日壊れた岡野さんのアンプは別のものがL.A.から空輸されてきて、残念ながら間に合いました。
いつも同じことを書いているのでまた自慢かよってとこですが、昨夜も一番ウケてました。お客さんも一番多くいてくれました。自慢です。ま、せいぜい5、60人ってとこですが、みなさんヨオケ騒いでくれまスわ。おおきに。

今(21日午後6時)、今夜の宿泊先である「Spokane /Washington」というところに向かって90号線をひたすら中です。次のライヴは22日に「Bozeman /Montana」なんですが、途中で一泊します。昨日までは北に向かって上っていましたが、これからしばらくはアメリカの北部を東に進んでいきます。内陸に入っていくせいか外の景色は雪がちです。まわりは一面畑なんで、冬のたんぼだと思えば信州のあたりと似てます。ただし平野の広さが一億%増ですが。ではまた、ごきげんよう。