リハーサル前に目の前のホットドッグ屋で、「Catfish フライ・サンドイッチ」を買って食べてみたけれどちゃんと揚がってなくて生臭く、生まれて初めての 鯰(なまず)体験は残念な結果に終わりました。東京の新大久保に一軒だけ鯰料理屋があったなぁ、そういえば。
この日のラインナップは
1.PUGS
2.Acument
3.Fluffy
4.D'Generation
でありました。お客さんの反応は今ツアーの中では最もおとなしかったと言えます。曲が終われば「いえええい!」なんですが、演奏中は腕組んでじっと観察されている感じ。 メンバーの感想は『日本のお客さんみたいだったね』でした。これまでの馬鹿騒ぎ振りが異常といえば異常なんで、ま、普通こんなもんだろうってとこです。新人ですもんな。これからは都会でのライヴが主なのでけっこうクールなお客さんが増えてくるのかもな。
3番目のはギャル4人バンドで、男メンバーの皆様はいわゆるそういうイイ感じの期待をしておりましたが、ま、内容はけっこう普通だったんであんまり聞いてなかったみたいだな。ちなみにかなり長いツアーになっておりますんで、昨今メンバーの言動の品位がかなり落ちてきております。公にはできませぬが、、、。
ライヴが終わって夕飯に行ったんですが、この日はエチオピア料理。インド・カレー屋さんみたいにひとり何品かづつ、たとえばチキンの煮込み、豆の煮込み、ほうれん草のカレー的なものなどを注文したんですが、出てくるときはテーブルごとに直径50cmくらいの大きなホーローのお皿に全部いっしょになっている。それを蒸したパンケーキのようなもの(ちょっと黒っぽくて薄く柔らかい。原材料は聞き損ねた)をちぎりつつ、手ですくいながら食べるという習わしでしたな。具はたいがい煮込まれていてカレーっぽく、くたくたになっています。香辛料は効いてますが、辛いとは限りませぬ。おいしかったのでした。
ウェイトレスの黒人のお姉さんがきれいでしたが、我々のオフィスのTomおじさん(日本人です)がしゃがれた声で『ビューチフル・レディ』を連発しすぎたんで、少々うさんくさがれました。ほどほどにしてほしいもんです。
今は2日の4時過ぎ。今日明日2日間かけて次のライヴのあるNorth CarolinaのChapel Hillというところまで移動です。今夜の宿泊地はWest ViginiaのCharleston、シカゴからちょうど500マイルってとこです。ではまた、ごきげんよう。
P.S. 夕飯の時、人の頼んだCatfishフライをちょっとつまんだら、それはけっこうイケた。でもやっぱ川魚の味だな。少々くせがある。食い物の話しばっかで申し訳無い。