PUGS//rec@Chicago/day:2

シカゴは寒いです。昼間でも0度近いんじゃないかな。しかも風があったりするからなおさら凍みる。天気が良いのが救いなんですが、なんとなく出不精になってます。もちろん今のところ外に出る暇はないんだけど。なもんでスタジオにある自分の部屋にどんどん愛着がわいてくる。モーテル宿泊組はこんな所に泊まって大変だろうに、くらいに思っているようですが、チップもいらないし盗難を気にする必要もないし、てんで楽チンですな。

レコーディングは二日目。今日一日でバンドの音は録り終えてしまい、明日一日かけて必要ならば歌を入れ直す予定です。楽器は今日中にWolfのバスに積んでしまって、先に次のライヴを行うサンフランシスコに向かってもらうので、なんとしてでも全部録音を完了しなければなりません。





はい、出来ました。20時頃には終わって出前のスパゲティ喰ってましたな。全11曲+オマケが録音完了いたしました。明日Honeyさんに歌を仕上げてもらいましたのち、アルビニさんが14日までの3日間でミックス・ダウン(ステレオ2チャンネルにまとめる作業)であります。内容はいつものPUGSとなんら変わるところはありません。あんな感じです。ご存じない方は旧盤をお求めください。ただし大きめのレコード店行かないとみつかんないかも。ちなみに今回の新譜は日本では発売されません。手にはいるとすれば輸入盤なんで、さらに大きめのレコード店行かないとみつかんないかも。

ここでスティーヴ・アルビニ氏・ネタ特集
日本のバンドともけっこう仕事してるんで、現場用日本語をよく知ってます。「ohayo gozai masu」「iidesuka? mawashi masu」「otsukare sama deshita」てなもんです。
かなり日本人的几帳面さ、勤勉さが見られる。床に引き回したケーブル類もきちんとまとめてガムテープで止めていたりする。少々疲れてきても『自分は寝なくても大丈夫だけど、皆さんほどほどにがんばりましょう』なんて言ってたりする。
よく働く。なんせこのスタジオ自体ビルごと『でっかい夏休みの工作みたいなもの』(岡野談)ですから、自らマスクして壁作ってたりするわけです。めちゃ楽しそうです。うらやましい。昨日書いたように録音作業もすべてひとりだし。

てな感じですべて順調。明日からは演奏は無いのでのんびり生活できます。シカゴ情報でもお届けいたしましょう。ではまた、ごきげんよう。



と、ここにデジカメ画像取り込み用ケーブルが日本からはるばる届きました!ようやく写真復活です。日々データが重くなってしまいますが、お楽しみいただければ嬉しいです。まずはスタジオ宿泊組のお宅訪問です。部屋の並びもこのとおり並んでいます。


Joe Room

Okano Room

Steve Room

Hoppy Room