さて、今日はHoneyさんの歌入れの日です。昨日までは録音技師に専念せざるをえなかったアルビニさんも、プロデューサーとしていろいろアドバイスしながら参加してます。写真右からアルビニ、Hoppy、Honey、吉田の各氏&私です。
レコーディング中もスタジオの工事は進められておりまして、出来上がったあかつきにはどんな風になるのか、あらためて来たいものですな。ちなみにこの背景の模様はスタジオの壁を取り込んだものです。アドビ/adobeとよばれる煉瓦をオーナー自ら積んでます。「アドビ」といえば、「Photo Shop」などに代表されるソフト会社ですよね。これが語源だったのですな。もともと中南米で作られていた、泥を焼き固めた煉瓦でアルビニさんの解説では、ほどよく音を吸収、反射するのでスタジオの壁にはバッチリらしいです。地震国には適しませんが。
ここでスタッフ紹介をしましょう。楽器回り、というかすべての雑用を請け負ってくれた少年二人です。
左はBelmondo君といいまして、ハンガリーからアメリカに移住してはや6年?だったかな?最近は映画会社のワーナー・ブラザースでバイトしてたみたいで、こちらでは夏に公開される「バットマン4」の現場で美術とか手伝ってたらしいです。私にとってBATMANは最重要ヒーローなんで、とってもうらやましいのです。映画にでてくるバットマン・カーや敵(今回はシュワちゃん)の車やバイクの絵を描いてくれたりしました。お父さんはPUGSのレーベル親会社で働いております。PUGSホーム・ページのデザインもお父さんの仕事です。
もう一人は何回か登場しているKengo君です。帰国子女のバイリンガキです。高校は日本で通っていたんですが、ちょいドロップ・アウトしたみたいです。ギタリスト志望ということで今回修行のためにツアー参加しましたが、我々相手じゃあろくなモンになりません。ただし反面教師っていうやつにはバッチリでしょう。
Belmondoは17歳、Kengoは16歳。二人足してもPUGSの平均年齢に及ばないというこの事実は冷静謙虚に受け止めたいと思います。じつは二人ともすでにそれぞれの人生のためにLA、Tokyoに戻ってしまいまして、我々は働き手を失ってしまいました。残念。これに懲りずにまた来てな。あ、Kengoに関しては
の楽器搬入に間に合うように来るんだろうなぁ、ナ?、な、ナ!もちろんこれは宣伝です。
つう仕事もあるんだけどなぁ。もちろんこれも宣伝です。
写真があると原稿書きが楽しいなぁ、ほんと。ではまた、ごきげんよう。