エンジニアにもいろんな人がいますんでそれぞれ個性があるんですが、アルビニさんの場合は自分もギタリストでありヴォーカリストであるため、とてもミュージシャン側に親切な進め方でした。一人一人の音をきちんと際立たせるために、例えばジョーのベースをもっとずっしりさせたいからこういうエフェクトをこう効かせます、ギターもこうしますけど、どうですか?と手順を追って説明してくれる。(これって何回かかかったこちらのお医者さんみたいだ)そのため、すべて出来上がってしまってから『あっ、それは違うと思うんだけどなあ。でも今からじゃ元に戻すのもなぁ、、』というような、案外ありがちな無駄が無い。私の演奏などもPUGSのような轟音の中では埋もれてしまいがちなのに、ちゃんと生かされていて嬉しいかぎり。『わたしゃ100% あんたを信じるばい。』と言ったら『Oh ! そいつぁ尋常じゃないゼ』と返されましたが、すっかり安心した私はスタジオを抜け出して、夕暮れの小雨降る街に、、、、。
着いた所は前回シカゴ滞在中に裏切られた「STAR WARS」上映館。やってるやってる「帝国の逆襲」と「ジェダイの復讐」。ヘッヘッヘッ、「帝国、、」を見ちゃろっと。でもその前にお買い物、お買い物。
「帝国、、」はビデオで一億回は観ているんで勝手知ったもんですが、新しいシーンも少々追加されてます。観てのお楽しみです。へっへっへ、内緒さ。
十二分に満足して帰ってきたらもう4曲分の作業が終了していて、しかもすべて良い仕上がりと聞いてさらに満足。しかもマッサージの人を呼んでくれていて、みんなグンニャリとほぐれている。私は不思議と肩こり等無い人なんで「いいや」と思っていたんですが、来てくれた人がLizさんという綺麗な女性だったんで、いきなり全身こりまくってみました。ちなみにHoppyさんはあまりの気持ちよさに寝てしまって、岡野さんにケツに指突っ込まれても起きませんでした。
すべて満足の一日だったわけです。ではまた、ごきげんよう。
上映前に新バットマンの予告やってました。原題は「BATMAN & ROBIN」。シュワちゃんが「FREEZE」という冷凍怪人役で出てまして、ロボコップが異常に派手になったような格好をしていて、スキン・ヘッドの銀色顔になってたように思う。でもなにより、そのFREEZEの相棒がユマ・サーマンなのがメチャ嬉しい。日本ではいつ公開なんだろ?
ジュラシック・パーク続編の予告編もありましたが、一瞬Tレックスの顔が「ガオォ」とにらむだけで、あとはズドォオオ、 ズドォオオと闇に足音が鳴っているだけの「ひ・み・つ」予告でしたな。