Chapel Hill / North Carolina

Raleighという所がNorth Carolinaの州都なんですが、そこから20マイルくらい東に行ったところにあるのがChapel Hillです。田舎っちゃあ田舎なんですが、並木道が縦横に走っていてとてもきれいな街並みであります。人口は4、5万、N.C.大学があるので学生が帰ってくれば6、7万人かな、とお客さんが教えてくれましたが、確かな数字ではありません。ま、ようするにちっちゃい街なんですな。
「LOCAL 506」というのがこの日の会場で、やはり並木道沿いにありますな。 この日のラインナップは

1.RUBBER MAID/23:00
2.PUGS/24:00
3.THE WOGGLES/1:00AM

でありました。 最初のバンドは岡野さんのお好きなギャルバンです。演奏がけっこうスットコドッコイになってて、それがまたよかったと思います。ドラマーだけ男性だったんですが、Pugsのロジャーさんがドラム・セットを貸してあげてました。なぜかっつうと、ここのステージは今ツアー屈指の狭さでセット・チェンジがとても面倒だったからであります。ちなみにロジャーさんなんですが、本番前に会場でかかっていた曲にあわせて変な関西蛸踊りをしていました。疲労Highに入っているのか、本領の小出しなのかは定かでありませんが、とても楽しそうでした。
お客さんの数こそ5、60人でしたが(もともと人口少ないし)じっと見られていたシカゴにと違って、PUGSは大ウケされました。狭いステージでむりやり行う振り付けやボックス・ステップも、ちゃんと笑ってもらえたんで良かった良かった。モンタナの馬鹿騒ぎといいPUGSは 田舎に強い のかもしれない。

最後のバンドはみんなおそろい風の赤いシャツを着たズガチャカ・バンドだったんですが、我々のツボに何かがハマったようでスタッフの『もういい加減に帰りましょう。』という言葉も無視してずっと踊り狂ってました。今、けっこう体痛いっす。ヴォーカルの兄ちゃんが遠くのカウンターでボーっとしてたHoneyさんを指差しながら『アイ・ウォンチュウ』な歌を唄っていたんで、彼女に『およびですけど、、、』と伝えたところ、すぐさまスッ飛んで行って「カラミ」ながら参加してました。前述のロジャー・ダンスが何かを暗示していたのかもしれません。おそるべし関西蛸踊り。

さて、これからの4日間がツアーのヤマであります。ライヴやって、とっとと寝て翌朝また移動の日々。4日はワシントンDC、5日はNY、6日はボストンですな。200マイル強ずつあります。距離的にはたいした事無いと言えますが、みんなの疲労Highが始まっているようなので珍事が期待されますな。本日ワシントンDCではPUGSがメインでトリらしいんですが、大丈夫ですかねぇ。人は集まりますかねぇ。どおですかねぇ。さまざまな期待と不安が入り混じりつつ、ではまた、ごきげんよう。