準備ができて各楽器の音作りがすめば、あとはガンガン録っていくのみ。もちろん世界一といっても過言でないほどよく設備の整った日本のスタジオのようにはいきませんが、そこはそれ、味っていうんですか?手作りならではの楽しさがあるわけですよ、スタジオにも。豪華温泉ホテル vs 民宿って感じですね。我々が逆境に慣れすぎているのかもしれないけど。
結局夜中12時近くまでやって今日の成果は5曲でした。今回PUGSの楽器回りを手伝ってくれているKengo君16歳にとって初めてのスタジオ・レコーディング見学だったのですが、あまりに我々がポイポイ 録ってOKを出していくので思わず『え?これがCDに入っちゃうんですか?』と、素直な質問をしてしまったのでした。とたんに親ほども年上のミュージシャンたちに『ん?なんだこの?文句あんのか、おい?』と詰めよられていましたな。彼の見聞きした知識ではレコーディングというのは、何十曲も曲を用意して何か月もかけてこつこつと行われるものだと認識していたようですが、んなもん、ROCKじゃなかとよ!勢いじゃ、イキオイ!です。
今午前2時14分。あぁ、さすがにちょい疲れてますんで、今夜はもう寝かさせてくださいませ。ではまた、ごきげんよう、おやすみなさい。