「おお!」な、景色シリーズ

1. 塩湖/ま〜〜っ平らな地面がガチンガチンに固まってるのね。霜が降りて固まってアイスバーンになっちゃった感じと似てた。表面を掘ると下には真っ白な塩の結晶が宝石のように輝いているのですな。なめるとウマイんだなああ。滋養たっぷりって風味。ほんとにたっぷりかどうかは知らんけど、単なる塩化ナトリウム(あの食卓塩ってやつね)ではなかったよ。味があった。あれで焼き鳥やりてえと思ったのでした。そういえばサハラのサラサラ砂は夜になると冷た〜くなるので、粉雪みたいだったなあ。雪国と同じ感触が砂漠に。縁は否もの味なもの。

2. その塩湖越しの蜃気楼/夏の暑い日に逃げ水っていう小規模な蜃気楼は見ることはありますが、砂漠での大規模なのは初めてでんなあ。

写真ではわかりにくいかなあ。遠くに陸地があってその手前に湖があるように見えません??陸地が湖に映りこんでいるように見えません?ここで見た蜃気楼は地平線に隠れているはずの景色が光の屈折で浮かび上がってくる現象ではなくて、こういう広大な逃げ水タイプ。砂漠を朦朧としながら彷徨っていて、この景色を見たらこの湖に向かって行ってしまうよなあ、と皆の意見。ホンマそおやな。

左は夜明けののサハラ砂漠。右は帰国後に行った奈良の龍泉寺というお寺。昨年奉納演奏をした天河大辨財天の近くにあるお寺で(ライヴCDは3/23に発売=宣伝!)まるでセットか何かのようにきれいだった。どちらも美しいのだけれど、一週間くらいの間に訪れたこの二つの風景が同じ地球に乗っていて、照らしているお日様も同じっていうのが納得いかんねえ。頭ではわかってても体が理解せんねえ。

つぎ!