文字どおり=転んでもタダでは!

さて、よ〜〜く寝たので時差ぼけもなく余裕で起床。たしかにアチコチ打っているので、それなりに身体はキシンでますが、張り切り過ぎたライヴの翌日なんざこんなもん、いや筋肉痛、関節痛、打撲、擦過傷の類いはもっとヒドイかも。
早起きの余裕を使って事故の再現CGを、持参したPowerBook G3で製作。


この日はまず砂漠の真ん中のお茶屋さんへ。/考えてみりゃあ、私はようやく本編スタートなんだな/言ってみりゃドライブインなんだけど、なんせ砂漠の一本道にいきなり、、、、、「↑Cafe」、、、、、とポツン。マヂかよ!?!?って感じよ、ホント。周りは360度、真ッ平らな地平線だけなのに。

あちらのお茶はショットグラスのようなチッチェ〜えグラスに砂糖入りで出される。けっこう甘い。味は濃〜く煮出した日本茶って感じ。多分茶葉は同じなんだろうけど、ウーロン茶のように発酵させた感じでもない。ミルクパンに緑茶をカップ半分くらい入れ、ひたひたの水で湧かして茶色くなるくらいに煮出し、砂糖を大さじ山盛り4杯くらいいれたら、きっと同じようなものになるでしょう。御近所の公園や保育園の砂場を砂漠と思い込みやすいように一点凝視で眺めつつ、御家族やカップルでお楽しみください。

オアシスってホント〜にオアシスね!突然「緑」だものさ。しかもなんで温泉湧いてんね!なんで砂漠のど真ん中で露天湯入れんね!

この日の宿泊はテントホテル。ツインにあたる部屋が一戸一戸テントを張って設営してある。番組でごらんになったとおり、とてもきれい。お湯もちゃんと出る。トイレもちゃんと流れる。マンハッタンの一級ホテル(特級の下ね)なんかよりもてんでイイ。よくあるぢゃん!?お湯が出ねえだの、トイレがツマってるってえトラブル。施設全体も新しくてきれい、、、なんだけど、あまりに整っているので砂漠にいる感じがしないんだなあ、、、。なんだかディズニーかなんかのサファリ系テーマパークに来ちゃったようさ。まるでセットみたいだからねえ。プチ・バベルの塔みたいな展望台があって、そこからの眺めは絶景。ナツメヤシびっしりのオアシスから一歩でれば絶望的な砂漠が地平線まで続く。凄すぎ。ここで見た砂漠が、もっとも「砂漠」だったな。他では岩があったり草木もあったりするんだけど、ここは砂だけだもの。青く塗ったら海だわ。で、砂っていうとホコリっぽいと思うでしょ?私も思ってた。でもあのホコリって土=泥の成分なんですねえ。このサハラ砂漠の砂は岩のすんげえええ細かいやつ。砂時計の具を思い浮かべてください。まああったく、あれ!だから服にかぶってもサッサと払えばきれいに跡形無し。
ラクダに乗ったんですけどね、、、おもっきし観光っぽくてマヌケで良かった。ところが、ここで悲しい事件がぼっ発。私の乗ったラクダがいきなし放尿。しかも尻尾でそれを払いやがる。その尻尾の先端が私の背中に『ヒタッ、、、ヒタッ、、、』ってあたるわけ。降りるに降りられないくらいデカイし、飼い主は下で『ああ〜あ、、、すまんねえ』みたいな顔で見上げてやがるるるのる、、、。ポンチョみたいな民族衣装を着てたんだけど、その背中に「尿紋!?」がヒタッ、ヒタッと広がっていく。私にはその惨状が見えない&逃げられない=されるがまま。後ろで「返り尿」を避けながら『あああ↓、、、嗚呼↓、、、』と言いながら、見つめるフミヤの表情が辛かったのだった。昨日の事故よりショック。。。。。ちなみに砂漠で洗濯なんかできないので、その場でサハラの砂をぶっかけて「サンド・クリーニング」して、ビニール袋につめ、帰国してから洗いました。アクロンと色物OKなハイターたっぷりでもって、今は良い香り。。。ダイジョウブ!=CM風

素敵なバー・ラウンジもあって夕食後に行ってみたら、80年代ディスコの中でもイチバン・ダサヤバなヤツがガンガンかかってた。スイス人のバイク野郎達はそれでガンガンに踊ってるんだが、最初に丁寧に『音量上げてもヨカでショカア?』=仏語風=と言って来たので『よせえ、、おめえらあ!』とも言えない。彼等が帰るや否や、今回ぜひやってみたかったベタな事=ディジー・ガレスピーの「チュニジアの夜」を現地で聴く=を実践。思いを果たす。

The Day 3 終了。

つぎ!